入谷式足底板とは
理学療法士の大谷です。
入谷式足底板のページにトピックスのコーナーが出来ましたので、さっそく投稿致します。
たかやま整形では、高齢者からスポーツ選手まで様々な方に入谷式足底板を作製しています。
『入谷式足底板って何?』と言う方もおられると思いますので、今日は入谷式足底板が他の足底板(インソール)とどう違うのかを説明したいと思います。
入谷式足底板とは、故入谷誠氏が考案したもので、足型を採りそれに合わせて作製するものではなく、対象者個々の動きに合わせて作製するインソールである。
様々な動作の際に、唯一地面と接している身体の土台となる足底面に凹凸をつける事で全身の動きに影響を与え、痛みの原因となっているストレスを減少させ、動きの不具合やパフォーマンスの制限になっている動きを改善させる事を目的とします。
少し、分かりづらいですね。
分かりやすく申しますと、足のカタチに合わせるのではなく、動きを改善させるためのインソールという事でしょうか。
私は、理学療法士の養成校に通っていた約20年前、たまたま見学させて頂いた病院で理学療法士がサッカー選手の患者様に足底板を作製している所を見る機会がありました。
『理学療法士ってこんな事も出来るのか~?』と元々スポーツやモノ作りが好きだった私は夢中になって見学していた事を覚えています。
そして、理学療法士になって1年目から右も左もわからない状態で足底板の講習会に参加し、足底板を作り始めました。
その当時は、入谷式ではない別の方法でしたが、自分の作ったものを患者様が靴の中に入れ、喜んで頂けるという事にどっぷりはまっていきました。
入谷先生と出会ったのはその数年後の事です。
写真は、10年ほど前の物で師匠である入谷先生と2人で撮った私の唯一の写真です。
長くなりましたので、続きは次回書かせて頂きます。